大学での講義やセミナー実施の際の参加者確認などで利用される出席管理向けICカードリーダー。各社の機種によって適した導入シーンや費用も異なるため、本記事では、各社の製品を詳しく紹介します。
PiT-21Aは、コンパクトで持ち運べる業務用モバイルICカードリーダー。5インチのタッチパネルを備え、4G LTE/3GやWi-Fi、Bluetooth、LANに対応しているため、学生の出席管理や企業の会議やセミナーの出席管理に活用できます。交換式大容量バッテリーで最長約12時間の連続運用が可能で、長い時間の出席・退席管理にも適しています。
要問合せ
NFC(ISO14443A/B準拠、Mifare/ Felica対応)
パーソナルメディアの「eタッチレコーダー」は、Suica・PASMO・Edyやおサイフケータイをかざすだけで、出勤・退勤や出欠を電子的に記録できるシステムです。タイムカードの代替として事業所はもちろん、塾やサークルの受付にも活用可能。記録はCSVで出力でき、表計算や給与ソフトに取り込みやすく、USBメモリ起動のためインストールやネット接続なしですぐに運用を開始できます。
eタッチレコーダー・スタンダード:55,000円(税込)
eタッチレコーダー・スーパー:88,000円(税込)
FeliCa搭載のICカード、おサイフケータイ・Suica, PASMO, Edy, WAON, nanacoで動作確認済
※Mifareなど他のICカードについては別途お問い合わせください。
大学や専門学校の出席をICカードでスピーディーに記録・集計できる出席管理システム「かいけつ出席(授業版)」。持ち運べるハンディ型リーダーで場所を選ばず運用でき、データはExcelで簡単に集計。遅刻・早退判定や学生別の状況確認、教務システム連携にも対応し、月額費用不要(保守加入時を除く)で導入しやすい製品となっています。
要問合せ
FeliCa( 鍵無し領域), Mifare, Type-B
大学講義やセミナーでの出席確認に活用できるICカードリーダーは、利用環境や運用方法によって適した機種が異なります。PiT-21Aのように可搬性に優れたモバイル型、eタッチレコーダーのようにUSB起動ですぐ使える簡易型、かいけつ出席のように教務システムと連携できるモデルなど、特徴も多彩。機器選定をする際には、導入ニーズに合わせた機能を比較して製品を選ぶようにしましょう。
当サイトでは、他にも出席管理向けICカードリーダーの情報を掲載しているので、導入を検討している方は、ぜひ確認してみてください。

非接触型のICカードリーダーといっても、利用環境や運用方法によって使いやすい製品は変わってきます。そのため、ここではよくある企業の導入ニーズに合わせておすすめのICカードリーダー3製品を解説します。
| 連携可能な システム |
クラウド勤怠システム※1や独自開発の勤怠管理システム |
|---|---|
| ICカードの 種類 |
FeliCa/MIFARE/Type-Bカード |
| その他読み取り | QRコード/顔認証 |
| 通信 | 無線LAN/有線LAN(PoE対応)/Bluetooth |
| 設置方法 | モバイル/卓上/壁掛け |
| 連携可能な システム |
アマノが提供する勤怠管理システム |
|---|---|
| ICカードの 種類 |
FeliCa/MIFARE/Type-Bカード |
| その他読み取り | 公式サイトに記載はありませんでした。 |
| 通信 | 無線LAN/有線LAN(PoE対応)/モバイル通信(4G LTE通信)※2 |
| 設置方法 | 卓上/壁掛け |
| 連携可能な システム |
公式サイトに記載はありませんでした。 |
|---|---|
| ICカードの 種類 |
FeliCa/MIFARE/Type-Bカード |
| その他読み取り | 公式サイトに記載はありませんでした。 |
| 通信 | Windows, macOSのPCへ接続 |
| 設置方法 | 卓上 |
※1 一部連携していないクラウド勤怠システムについては、カスタマイズにて対応。
※2 それぞれの機能を共存させることはできません。通信方法により機種が異なります。
※3 参照元:キングオブタイム公式HP(https://www.kingoftime.jp/record/)(税込表示)